生産組合長だより 池野 十誠
にわとりさんは冬にも課題はあります
以前、夏はにわとりさんへの負担が大きく、時には熱中症で亡くなる事もありますと書きましたが、冬も鳥インフルエンザ以外の問題があります。全身が羽に覆われてるとはいえ、寒すぎてもカラダへの負担はあります。
特にマイナス5℃以下は余り良くないです。
その為、夜はカーテンを閉め、出来るだけ冷たい風が入らないようにし、鶏舎温度の低下を防ぎます。もう1つの課題は、飲み水が凍る事。
夜の間に水道管が凍り、なかなか溶けません。にわとりさんは4〜5時には起きています。起きたら水分が欲しいけど、凍って出ない。お腹減ってても、水が無いとエサが喉を通りづらいのです。
水が飲めるのが9〜10時ぐらいからなので、その分、栄養や産卵にも、影響が出ます。水道管が地中にある為、対策出来ないのが現状です。
今年は、雪も多く寒い日が多く感じます。寒くても良いので、凍らないぐらいの時期まで我慢比べが続きそうです。