愛知県田原市 伊藤農園

愛知県田原市 伊藤農園



愛知県の中でも温暖な気候の渥美半島田原市で約40年程前よりみかんを中心に柑橘の栽培を始め、安全にこだわり農薬・化学肥料を使わない栽培を続けています。伊藤農園では、黒砂糖や酢、それにボカシ堆肥を使い甘味・酸味・コクのバランスの取れた柑橘を栽培することを目指しています。温暖な気候のため害虫も多く、農薬を使わないため、病害もあったりして見た目が悪くなる事もあります。ただそれは見た目だけの問題だけであり、肝心の中身はしっかりとできています。長年、伊藤農園が続けられてきたのも、こういった栽培、見た目に理解をいただける消費者があったからです。

↑露地栽培 農薬・化学肥料不使用で栽培している温州みかん

現在は2代目の伊藤光伸さんが跡をついでいます。1994年~1999年まで愛農流通センターで働き、宅配でお客様のところに伺ったり、流通を勉強しました。直接消費者の声を聞く事で今の柑橘生産に役だっていることでしょう。
夏場の主力はハウスみかん栽培です。もともとこの地方で盛んな品目です。ハウスみかんだけは農薬不使用では栽培が難しく、若干の使用はありますが、それでも必要最低限の使用に抑えています。糖度がとても高く、酸味もあり、味のバランスがよいみかんができます。
毎年のあいのうギフトカタログにも掲載しており、人気上位の商品となっています。

↑あま~い!ハウスみかん

冬場は露地栽培のみかん、レモン、ゆず、ポンカン、セミノール、デコポン、ネーブルオレンジ、文旦、いよかん、甘夏、晴見みかん、ブラッドオレンジと多くの種類を栽培しています。

中でもレモンはあいのうオリジナル商品のainoMAMA国産レモン果汁にも使わせていただいています。大切に手搾りで果汁にしており、人気商品です。

↑人気のレモン果汁!なんと手搾り

冬場の柑橘はすべて農薬不使用で栽培しています。見た目の悪い年もありますが、農薬不使用の柑橘類は貴重です。リスクを承知で栽培を続けている伊藤さんは苦労が絶えませんが安全性も優先し取り組んでいます。
二児の父親でもある伊藤さんは、皆さんの安全・安心と親の代から引き継いだ農地を守りながら、毎年の栽培に励んでいます。ブラッドオレンジは近年の一番新しいチャレンジでした。
次はどんなチャレンジをするのか楽しみです。

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