愛知県南知多町 丸山農園
丸山農園 丸山 雄規さん
愛知県南知多町最南端の山間に丸山さんの畑はあります。愛農生産組合として多くの種類の野菜の出荷を父 喜幹(よしもと)さんの代より、続けていただいています。現在は息子の 雄規(ゆうき)さんがメインで父の代より続く農薬、化学肥料を使わない栽培を続け、人もにも環境にもやさしい農業をしています。
丸山雄規さんは、半田農業高等学校を卒業後、静岡県にある柑橘試験場で2年間勉強し、20歳から実家の農業に従事しました。その後、2006年に父親より主導権を引継ぎ、今に至ります。パワーの源は3人の娘です。娘にも野菜にもしっかりと愛情を注いでいます。
丸山さんの畑は化石などが発見されるような硬い地質で水はけのよい土地柄ではあるのですが、野菜を育てるまでにはたくさんの苦労がありました。年々出荷量を増やす丸山さんのところでは効率をあげるための工夫が印象的です。人員確保の悩みはどこの職場でもつきませんが栽培の工夫により課題をクリアしています。南知多は想像通り風が強く農産物が風にあおられることもよくあるそうで、風にも負けない野菜作りは見事なものです。
健康な土づくりを目指し堆肥、肥料にこだわり、大きく育った野菜も繊維も硬くなりません。
じゃがいも、玉ねぎ、にんじんなど定番野菜を始め、レストランで食べるような少し変わった野菜から、果樹まで年間100種類前後を栽培しています。
負けん気の強さで、今後もあいのうの野菜を支えてくれることを期待しています。