『免疫UP対策をはじめましょう♪』  ゆか(管理栄養士・上級食育指導士)

気温がぐっと下がってきました。気温が下がると、身体は、体温をあげるために栄養がいつもより必要になります。つまり、栄養不足は、基礎代謝力(筋肉量が減る)を下げ、消化吸収する臓器の働きも落ち、免疫力が下がる悪循環になります。今日は、元気に秋冬を過ごせるように、免疫UPについて栄養の観点からお伝えします。

◎腸内環境を整えましょう
植物でいう根が、人でいう腸に当たります。植物の根が健康でなければ、栄養、水分の吸収もスムーズにいかず、葉や実もつきません。人も同じです。食べたものが、吸収をされて初めて身体に作り変えられます。では、どのように、整えるといいのでしょうか。まず、症状に乾燥肌や胃腸が弱い、疲れやすい、冷え性、貧血がある方は皮膚、粘膜の材料が足りていない傾向にあります。皮膚、粘膜の材料はたんぱく質です。必要量の見直しをされるのをお勧めします。臓器ふくめ、腸内も粘膜です。たんぱく質が慢性的に不足している方は、腸内の絨毛細胞が弱々しくなります。そうすると、栄養を吸収する表面積が減ります。つまり、元気な絨毛作りが吸収力のカギです。たんぱく質は、肉(脂身の多いものは控えめに)青魚、魚の缶詰もOK、たまご、大豆製品などから取れます。また、意外と知られてないのが穀物たんぱく質です。お米と小麦なら、お米が断然多いです。3食の積み重ねも影響します。

◎食物繊維とオリゴ糖
腸内の動きを活発にするのが、食物繊維とオリゴ糖です。食物繊維は、昔はカスと言われ、日の目をみない栄養素でしたが、近年、精製された食品が増え(なめらか、やわらかいが売りになっている食事情の問題もあり)、食物繊維の不足になっています。食物繊維も様々な食材からとるのが有効です。それは食物繊維の性質によって、腸内での働きが異なるからです。食物繊維は、水溶性食物繊維と、不溶性食物繊維があります。水溶性食材は、海藻系、果物(とくに熟したもの)、里芋、サツマイモ、長芋など粘りやぬめりのある食材です。なめこもいいですね。性質は糖質、脂質の吸収を穏やかにして、血糖値の急激な上昇を抑えたり、コレステロールを吸着して排泄を助けます。また便を柔らかくし、ナトリウムの排泄もします。我が家は、わかめ醤油麹和え、ひじき煮、高野豆腐・糸昆布煮など、よく登場します。お試しください。

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